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印刷のご注文・お問い合せ



英数字

ATM(えーてぃーえむ)
Adobe Type Managerの略。Adobe Systems社が開発した、PostScriptフォントの表示用ユーティリティ。Type1フォントが持っているアウトラインデータからラスタライズを行い、モニターや非PostScriptプリンターで、それぞれの解像度に応じた滑らかな文字を出力することができる。TrueTypeもATMと同様な効果を持ったアウトラインフォントだが、DTPの実作業ではATMが利用されることが多い。
CEPS(せっぷす)
Color Electoronic Prepress Systemの略。高品質のスキャナーなどを利用した、商業印刷用のカラー画像処理システムのこと。パソコンを中心としたDTPのシステムでは扱えるカラー画像の品質に限界があることから、この部分の処理をCEPSに任せるワークフローが一般的となった。パソコンの処理能力の向上、関連ソフトウェアの進化などによって、現在ではCEPSの重要性は薄れつつある。
CIDフォント(しーあいでぃーfont)
Character IDentified-keyed fontの略。Adobe Systems社が提唱した、従来のOCF(Original Composite Format)フォントに代わる新しい和文PostScriptフォントフォーマット。
PDFへのエンベッド(埋め込み)に対応し、異字体や詰め情報などを持っている。なお、従来のモリサワのCIDフォントにはプロテクトがかけられており、PDFへのエンベッドやAdobe Illustratorなどでのアウトライン抽出には対応していなかったが、仕様を変更してこれらを可能にしたものがNewCIDフォントと呼ばれる。
CTP(しーてぃーぴー)
Computer To Plateの略で、コンピューターで作成されたデータを、プレートセッタという機器を通し、直接刷版として出力するシステムのこと。ダイレクト刷版ともいう。フィルム出力の工程がカットされることで、短納期化やコスト削減などにつながるとともに、版の精度も向上する。
DDES(でぃでぃいーえす)
Digital Data Exchange Specification の略。
各種画像処理システムの画像データ交換のための規格の一つ。
DDCP(でぃーでぃーしーぴー)
Direct Digital Color Prooferの略。作成されたレイアウトデータを直接紙にカラー印刷する、色校正用のデジタル出力機のこと。従来の平台校正やケミカルプルーフなどに比較して、非常に精度が高いというメリットがある。近年は、CTPやオンデマンド印刷用の校正システムとしても重要性を増してきている。
DTP(でぃてぃぴー)
Desk Top Publishing の略。
パソコンなどを用いて、原稿の入力から編集・レイアウト・印刷などの出版のための作業を行うこと。
DPI(でぃぴーあい)
dots per inchの略。1インチ当たりのドット数を意味し、画面表示や印刷の解像度を表す単位として使われる。ドットとはモニターやプリンターに出力される文字や画像を構成する最小の点のことで、たとえば72dpiであれば1インチの幅に72の点が含まれていることになる。モニター表示は72dpi、印刷は350dpiが一般的。
FMスクリーニング(えふえむscreening)
印刷の版を作成する際に、ドット(網点)の大きさを変えることで画像の階調を表現していた従来のAMスクリーニングに対し、ドットの密度を変えることで濃淡を表現する手法のこと。モアレが発生せず、より繊細な色表現が可能になるといったメリットがある。
Japan Color(じゃぱんからー)
日本の標準印刷色の規格のこと。現在運用されているのは、『JapanColor色再現印刷2001』で、他の標準として標準インク、標準用紙、ベタ色標準測色値、ベタパッチ色見本がある。Japan Colorには、Adobe Acrobat6.0以降に添付されているJapan Color2001Coated(コート紙用)や同Uncoated(非コート紙用)などのICCプロファイルがある。
JDF(じぇいでぃーえふ)
JDFはJob Definition Formatの略。印刷ワークフロー用のメッセージ伝達と、工程指示を行なうために特化したファイルフォーマット。非常に細かく作業工程を記述できるほか、詳細な実績データを記述することができる。JDFに準拠した生産管理フローやシステムが各ベンダーから発売されているため双方向通信が可能で、実績データを自動的に収集してMIS(Management Information System・経営情報システム)へ渡したり、工程管理やコスト管理を実績情報をもとにして一元的に収集・計算・分析したりすることが可能となる。経営分析や経営施策策定のために活用できるシステムとして、導入する印刷関連会社が増えている。
OCFフォント(おーしーえふfont)
OCFは1989年に発表された初の日本語PostScriptフォント。
CIDフォントやOpenTypeフォントと比較すると複雑な構造を持つ。PDFファイルへのフォント情報の埋め込み(エンベット)はできない。また、発売メーカーのサポートが終了している。Mac OSXは、OCFに非対応である。ただし、Mac OS XのClassicシステムにフォントとATMをインストールしたうえで、Classic環境で利用することはできる。
OpenTypeフォント(おーぷんたいぷfont)
OpenTypeフォント・フォーマットは、Adobe社とMicrosoft社によって開発されたフォーマット。従来のTrueTypeフォント・フォーマットを拡張したものに、DTP業界で標準的に使用されているPostScriptフォントをサポートしたもの。
OpenTypeはフォントデータの一元化によりファイルの形式が簡素化され、マルチプラットフォームに対応するなど、さまざなメリットを提供している。
PDF(ぴーでぃーえふ)
Portable Document Formatの略。Adobe Acrobatを使って作成されるファイル形式、またはそのファイルのこと。あるアプリケーションで作成したドキュメントをPDF形式で保存することで、元のアプリケーションがない環境でも、Adobe Readerという無償のソフトを使ってその内容を確認したり、印刷することが可能になる。
現在、Web上でドキュメントを公開する際のデータ形式として広く利用されている。
PDF/X-1a(ぴーでぃーえふえっくすわんえー)
PDF/X1aは、ISO(国際標準化機構)で作られたPDFの規格である。特別な形式ではなく、印刷物を作るために必要な条件に設定されたPDFのことをいう。具体的には(1)画像がCMYKモード、(2)フォントを埋め込むことの2つが条件となる。画像にRGBモードが含まれていたり、埋め込めないフォントをドキュメントに使っているときには、警告が表示されてPDFを書き出せない。PDF/x1aは古いバージョンの「PDF1.3」であり透明機能をサポートしていない。透明のオブジェクトがあると、分割してPDF化するため安全なデータへと変換される。印刷用の規格としてはPDF/x3もある。
TrueTypeフォント(とぅるーたいぷfont)
Apple Computer社とMicrosoft社が共同で開発したアウトラインフォントフォーマットで、現在、Macintosh、Windowsともに標準的なフォント形式としてシステムに付属している。ATMフォント同様に各文字のアウトライン情報を持ち、モニターや非PostScriptプリンターでもジャギーのない滑らかな文字が表示・印刷される。ただし、特にMacintoshのDTPにおいては、すでにPostScriptによる一連のワークフローが確立しているため、TrueTypeの使用は避けられることが多い。
Type1フォント(たいぷわんfont)
PostScriptフォントの標準的なフォーマットの1つ。低解像度のプリンターで、小さいサイズでも読みやすく出力するためのヒンティング機構を備えていることや、ATMによるアウトライン表示が可能であるといった特徴がある。
UV印刷(ゆーぶいいんさつ)
Ultra Violet印刷。UV光(紫外線)を照射して、UVインクを短時間に乾燥させる印刷方法。
つまり、UV光を照射して、UVインクを短時間に乾燥させるのがUV印刷。
UVインクは、紫外線に反応する感光性樹脂で作られているので、紫外線(UV光)が照射されると瞬時(0.3〜0.5秒)で光硬化してインク皮膜を硬化させる。
UV(紫外線)オフセット印刷は、主に非吸収性のプラスティック製フィルムの印刷に用いられ、紫外線を照射すると硬化する感光性樹脂の基材と各色の顔料を主成分にしたインキで印刷する。
印刷機には紫外線(UV)ランプが組み込まれていて、印刷されたものがこのランプを通過するとインキは瞬時に硬化しフィルム用紙に固着される。
2工程製版(にこうていせいはん)
写真やイラストの原稿を分解してネガを作り、そのネガから網撮りをする製版作業。
2色製版(にしょくせいはん)
カラー写真あるいはイラスト原稿を2色分解し、2色インキで刷ること。
3大版式(さんだいはんしき)
印刷の代表的な3つの版式。版の形態から凸版、平版、凹版の3つに分けられる。
印刷・DTP用語集 あ・か行

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