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印刷のご注文・お問い合せ



さ・た行

さ行

刷版(さっぱん)
金属、樹脂版などに焼き付けた版のこと。
字送り(じおくり)
写真植字の指定の際、文字と文字の間をどれだけあけるか、歯送り数で示したもの。 写植の指定で、文字間の空きの指定。歯送り数で指定する。
字間(じかん)
字と字の間隔。活版ではベタ、全角、2分アキなどと指定し、写真植字では歯送り数によって指定する。
写植(しゃしょく)
写真植字の略。文字盤から拡大や縮小、変形に自由がきくうえ、多くの書体があり記号や罫線も揃っている。また、字間や行間も任意に変えることができる。
集版(しゅうはん)
印刷物を構成する文字、写真などの様々な原稿のネガを、レイアウト指定に従って指定位置の透明フィルム上に張り、印刷用の一枚のポジフィルムを作ること。
出校(しゅっこう)
校正刷りを印刷所が発注者に渡すこと。
初校(しょこう)
最初の校正刷りのこと。これに続き、2度目の校正刷りを再校といい、以降「三校」「四校」と続く。
シルクスクリーン印刷(しるくすくりーんいんさつ)
孔版印刷の一種。インキを通さない部分の目をつぶすことでインクの通過量を加減して印刷する方式。
スクリーン角度(screenかくど)
カラー印刷では、CMYK各版の網点を重ね合わせて色が表現されるが、網点は規則正しく配列されているため、同じような並び方の版を重ねると互いに干渉し合い、モアレが発生してしまう場合がある。そこで、各版を少しずつ回転させることで、モアレの発生を防ぐ。この回転の角度のことを、スクリーン角度と呼ぶ。通常はC15°、M75°、Y0°、K45°になっている。モノクロの印刷物の場合でも、網点を45度回転させることで、網点が目立たなくなるという効果がある。
刷り本(すりほん)
印刷が終わり製本工程に入る状態のもの。通常刷り本は、製本トラブルがあることを考慮し製本部数より多めに刷る。
責任校了(せきにんこうりょう)
修正が少ない場合に、印刷所の判断で修正し校了とすること。責了(せきりょう)とも言う。
線数(せんすう)
印刷の精度を表す指標で、線状に配置された網点の1インチ当たりの数のこと。単位は線またはlpi(lines per inch)。
線数が多いほどきめ細かな表現が可能になるが、適正なスクリーン線数は印刷する紙や印刷方法の条件によってほぼ決まるため、一概に線数が多いほど仕上がりもよいとはいえない。
装丁(そうてい)
本の表紙や内容のレイアウト、書体やサイズなどのすべてを含んだ書籍全体のデザインのこと。
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た行

大豆油インク(だいずゆink)
大豆油インクは、オフセット印刷用のインクに含まれる溶剤と乾性油に大豆油を使用したインク。ソイインクともいう。石油系の揮発性有機化合物の量を減らし、あるいはまったく使用しないことで、大気汚染、地球温暖化などの環境負荷を軽減する効果が認められている。また紙の繊維を損傷しにくく、紙から大豆油インクを分離しやすい特性は、再生紙にリサイクルしやすい。大豆油インクマークは米国大豆協会(American Soybean Association)の大豆油インクの認定基準をクリアした印刷インク(ソイオイル・インク)で印刷された製品・印刷物に付けられるマークである。
台割り(だいわり)
一度に印刷機にかけられる一定のページ数を「1台」といい、1台ごとにページ割り、見開きなどの関係を表にしたもの。
ダブルトーン(だぶるとーん)
一つの原稿からスクリーン角度を変えた2つの版を作ること。これを1色もしくは2色で重ねて印刷する。
段組(だんぐみ)
1ページ内で、文章をいくつかの段に分けてレイアウトすること。2段組み、3段組みなどがある。
単色製版(たんしょくせいはん)
1色で原稿のもつすべての階調を表現する製版方法のこと。
点字印刷(てんじいんさつ)
透明な特殊インクを使用し、立体に盛り上げる印刷。透明の紫外線硬化樹脂を用いて印刷するため、通常の印刷文字に影響を与えない。
天地(てんち)
天は印刷物の上の部分、地は下の部分を指す。 最近は、CEPSと呼ばれることが多い。
特色(とくしょく)
インキを調合して作られる色。色指定では金、銀や蛍光インキなども特色ということがある。
ドットゲイン(dot gain)
網点のツブレ、インクのにじみなどが原因で、印刷された網点が版の網点よりも大きくなってしまう現象のこと。ドットゲインが著しいと、印刷物は全体的に暗い印象になる。
凸版(とっぱん)
3大版式のひとつで、版の凸部にインクをつけて印刷する方式。活版印刷(かっぱんいんさつ)ともいう。濃度が高く、鮮明に仕上がる。
ドライダウン(どらいだうん)
色調がインク乾燥後に印刷直後と比べて沈むこと。
トラッピング(trapping)
印刷の際に版ズレが生じると、色と色の間が白く抜けてしまう場合がある。このような事態が起こらないよう、隣り合う色のいずれかを少し拡張して、一部を重複させて印刷する処理のことをトラッピングという。
なお、色が重なり合う場合に、バックになる色の重複する部分を白く抜くことをノックアウト(ヌキ)、抜かないで重ねて印刷することをオーバープリント(ノセ)という。
ドラムスキャナ(どらむすきゃな)
ドラムを高速回転させて原稿を巻き取り、読み取るスキャナ。製版用カラースキャナはこの方法が多い。
トリミング(とりみんぐ)
主に、写真原稿やデジタル画像の一部分を切り取ったり削除したりして抜き出すこと。
トンボ(とんぼ)
製版や印刷工程で位置合わせなどに使われる。センタートンボ、見当トンボ、折りトンボ、断裁トンボなど。昆虫のトンボのような十字型のマークであることからこう呼ばれている。
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